毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)と合同で実施した「第59回学校読書調査」の結果がまとまった。小学生らに1カ月の読書量を聞いたところ、就学前に家庭でよく読み聞かせをしてもらったと答えた子ほど、読む冊数が多かった。こうした傾向は基礎学力をつける小学生で顕著に見られ、中学生まで続いた。
小学校入学前に家で本を読み聞かせてもらった経験を尋ねると、小学生の49%、中学生の36%、高校生の39%が「よく読んでもらった」と答えた。1998年と2008年にも同じ質問をしており、小中高ともこの15年間で大きく伸びている(小学生は31%→35%→49%)。自治体による乳児への絵本贈呈活動などの成果が表れ、家庭での読み聞かせが広がっているようだ。
小学生に着目して、1カ月の読書量(今年5月、0〜16冊以上)との関係を見ると、本を「よく読んでもらった」という児童で一番多かった冊数は「16冊以上」(24%)。これに対し、「ときどき読んでもらった」という児童で「16冊以上」は14%に減り、「あまり読んでもらわなかった」では12%だった。
同様の傾向は中学生にも見られたが、高校生になると読書量自体が著しく減るため見られなかった。
調査は、全国の公立学校に通う児童・生徒を対象に6月に実施し、小学4年から高校3年まで1万1009人の回答を得た。【中村美奈子】
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読書量が必ずしも成績に直結するとは言えないけれど、小中学生においては読書は重要だと思う。
漢字の読みや語彙、文章の構成の仕方などは、本を読むことである程度身に付けることができるし
さまざまな文に触れることで、相応の知識も得られる。
・・・かくいう私は、中学校の頃は年間500冊程度の本を読んでいた。
1日2冊ペース。いつ勉強していたのか、今思うと本当に疑問だ。
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